【独学で8割合格】応用情報技術者試験の効率的な勉強法~午後対策編~

ここでは応用情報技術者試験の効率的な午後の勉強法をお伝えします。
午前対策の方法は以下をご覧ください。

己の得意分野を知り、そこに学習リソースを集中

午後は、必須の情報セキュリティの他に、全10分野から4分野を選択して回答します。
10分野全てを学習する時間はありません。
また、試験当日に分野を考えて選ぶ時間もありません。
勉強しながら6分野に絞り、絞った後はその6分野だけを勉強します。
なぜ4分野でなく6分野かというと、年によって各分野で難易度に差があるためです。
4分野に絞ってしまうと、たまたまその4分野がその年は難易度が高かった、といったリスクがあり得ます。
試験当日、難易度が低いアタリの分野を見極めて選択できるようにするため、2分野を予備として備えておきます。

得意分野の絞り方

以下の方法で絞ります

  • 午前対策期間中に得意だった分野や、自身が業務で高めたい分野を踏まえ、1回分程を軽く解いて、8分野位に絞る。
    ⇒私はまず、プログラミング、データベースを落としました。
  • 更に1,2回分程解いてみる。分野毎の点数を記録し、その結果から6分野に絞る。
    ⇒ここで更に、ネットワーク、システム監査を落としました。

本命の4分野を見極める

引き続き分野毎の点数を記録しながら過去問を解き続けます。
上述で決めた6分野から、毎回最低5分野は解いていきます。
分野毎の平均値を出して、分野毎の順位を記録します。
私は以下のように記録して算出し、サービスマネジメント、システムアーキテクチャ、プロジェクトマネジメント、組み込みシステム開発の順に得意な事が分かりました。

時間は必ず測る。10分は分野選択時間に充てる。アタリ分野の見極めも訓練。

午後は時間が足りません。
勉強中も本番さながらに時間を計測します。
150分を5分野(必須の情報セキュリティ含む)で割ると30分ですが、1分野20分で解けるようにします。
なぜなら、当日は紙で解くと効率が落ちるからです。
また、分野の選択時間を作るためです。
上述の通り、年によってアタリ・ハズレ分野があるので、アタリを見極める時間が10分は必要です。
このアタリ見極めの訓練は必ずします。
最初は本番さながら4分野を選択して解き、その後追加で、1~2分野を解いてみます。
最初選択した4分野が高得点を取れたかを振り返ります。

当日は分野の選択を迷ったらデータを信じる

試験当日、私は3分野解いた後、残り1分野の選択に迷いました。
組み込みシステム開発か、情報システム開発か。
迷った結果、平均点が高く、過去問で選択した回数も多かった、組み込みシステム開発を選択しました。
結果、組み込みシステム開発は、自己採点では高得点でした。
ちなみに、落ちた年は情報システム開発を選択していました。勉強中に特に記録は取っておらず、感覚で選択していました。

とにかく問題文をよく読む

難しい問題でも、特に目的や理由を問う問題は、問題文の中に回答があることが多いです。
無理に自分で考えて回答文を作るより、まずはコピーできる回答が問題文に潜んでいないかをじっくり読んで探します。

当日に向けての準備

これまでは勉強法をお伝えしました。
あとは、当日に向けた準備や必要な勉強量についてお伝えします。

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